食について

久々にブログを更新してます。☹

ここ暫く物の値上がりが止まりません💸色々な原材料が値上がりしており当店も少なからず影響を受けています。

というより影響を受けていない人は皆無では無いでしょうか?

そうなるとどうしても出費を抑える様に工夫を考えます。

飲食店での工夫は①値上げ②価格そのままで量を減らす③代替品を使う

この3点が大きく考えられます。①②はお客さんに分かりやすい変化なので③が結構主流になるのかも

しれませんね。 もう①~③の合わせ技になるのかも

③についてですが本当に便利な物が出てきていますし品質も上がっていると思います。

本物と代替品の違い

例えばクリームやチーズ、油などの調味料は本物の物より安くて長期間つかえる物があります。

味の違いも比べてみるとほとんど変わらないです。

TVの「芸能人格付けチェック」で間違うのも仕方ないのかもしれないです😂

それでも代替品との違いは(主観でいえば)料理として使った場合は本物を使った方が

料理にコクや香り、深みが出てきます。多分ですが「格付け」のワインも料理と一緒に飲んだ時に

違いが明確になるのではないでしょうか?🍷

ただこういった「違い」も普段の生活の便利さやコストと比べるとどうしても重要度が下になりがちです。

便利の先にあるもの

漫画の【美味しんぼ】でかつて「食を通せば社会が見える」といった内容のセリフを随分昔に読んだ記憶があります。

食べ物に関わる仕事なのでその意味がよく分かるようになりました。

今回の記事で言う食べ物から見える社会は

添加物や農薬のような食材の健康への影響についてではないです。

代替品が作られるには、様々なライフワークがあり

結果、食事をゆっくり取れない、家族バラバラでの食事などの時代になって久しい。

という背景が伺えます。

ただ便利な物が主流になると本物を使ったものは比べると割高になってしまいます。

先行き不透明感がある現在だと選択肢から外れていくのはやむを得ないのかもしれません。

そうなると本物を使ったお店も代替品使用や廃業も視野にいれないといけません。

高級路線のお店はそのままの品質で値上げも出来ますがお手軽な価格の素材厳選店は少なくなる事が想像できます。

品質の良い物に触れる機会が減っていけば生産者さんの減少にも繋がります。

そうなるとますます本物の素材は値上がりするのでしょう、

結果、程よい品質とお値段のお店がなくなり、高級店かフランチャイズチェーンの2択になる社会になるかもしれません。😖

そんな社会はどうしても豊かな社会に思えないんですが・・・・

良い物を使いたいと願う飲食店の最近の思いを書いてみました。